ぎっくり腰
- 朝起き上がろうとした瞬間、腰に鋭い痛みが走って動けなくなった。
- 重たい荷物を持ち上げた瞬間に「グキッ」と嫌な感覚。
- 前かがみの姿勢で顔を洗おうとしたら、突然腰に激痛。
その症状ぎっくり腰かもしれません!|五反野鍼灸整骨院
ぎっくり腰とは「魔女の一撃」とも呼ばれるほど、突然発症し、日常生活に大きな支障を与えます。
立ち上がることはもちろん、歩く、座る、寝返りをうつといった当たり前の動作すら困難になることがあります。
ただし、痛みの程度や症状の出方は人によって異なり、「少し動くと腰がピリッと痛む程度」の軽いものから、「一歩も動けない」ほどの重度のケースまで幅広く存在します。
そのため、「大したことないだろう」と放置してしまう方も多いのですが、間違った対処をすると回復が長引き、再発リスクも高まってしまいます。
ぎっくり腰でお悩みの方に向けて、このページでは原因や放置のリスク、正しい治療法やセルフケアについて詳しく解説していきます。

ぎっくり腰
ぎっくり腰とは|五反野鍼灸整骨院
ぎっくり腰は正式な医学的名称ではなく、急性腰痛症の俗称です。
その名の通り「急に起こる腰の強い痛み」を指し、欧米では「腰の捻挫(lumbar sprain)」や「魔女の一撃(witch’s shot)」と表現されることもあります。
発症のきっかけは人によって異なりますが、多くは次のような動作の際に起こります。
●荷物を持ち上げる
●腰をひねる
●前かがみになる
●くしゃみや咳をしたとき
このように「日常の何気ない動作」で発症することが多いのが特徴です。
ぎっくり腰の本質は「腰の筋肉や靭帯への急激な負担による損傷や炎症」です。
突然腰の筋肉が引き伸ばされたり、背骨を支える靭帯に過度なストレスがかかることで炎症が起こり、強い痛みとして現れます。
一般的に発症から数日〜2週間ほどで自然に軽快するケースもありますが、再発を繰り返すことも少なくありません。
その背景には筋力不足や姿勢の崩れ、骨格の歪みなどの慢性的な要因が潜んでいるため、単なる「一時的な腰痛」と軽く見てしまうのは危険です。
ぎっくり腰の原因は?|五反野鍼灸整骨院
ぎっくり腰の原因は一つではありません。
「急な動作」が引き金になることは多いですが、その背後には慢性的な体の負担や生活習慣が隠れています。
1. 筋肉や靭帯への急激な負担
腰は体の中心であり、常に上半身を支えています。
そのため、ちょっとした動作でも筋肉や靭帯に大きな負担がかかりやすい部位です。
特に運動不足や長時間のデスクワークで腰の筋肉が弱っていると、急な動作に耐えきれずぎっくり腰を起こしやすくなります。
2. 姿勢の悪さや骨格の歪み
猫背や反り腰、左右のバランスが崩れた姿勢は腰への負担を増大させます。
骨盤や背骨の歪みがあると、日常動作の中で特定の筋肉に過剰な負担が集中し、ある瞬間に限界を迎えて痛みとなります。
3. 筋力低下
筋肉や靭帯の柔軟性が失われると、ちょっとした動きで傷めやすくなります。
さらに筋力低下が進むと腰を支える力が弱まり、発症リスクが高まります。
4. 冷えや血流不良
冬場や冷房環境では筋肉がこわばり、血流が悪化します。
その状態で急に動くと筋肉がスムーズに伸縮できず、損傷を起こしやすくなります。
5. 精神的ストレス
意外に思われるかもしれませんが、精神的ストレスもぎっくり腰の要因となります。
ストレスは筋肉を緊張させ、自律神経の乱れから血流を悪化させます。
その結果、腰の筋肉が疲労しやすくなり、発症のリスクを高めるのです。

悪化するとどうなる?|五反野鍼灸整骨院
「安静にしていればそのうち治る」と思って放置する方は少なくありません。
確かに軽症のぎっくり腰であれば数日で自然に軽快することもあります。
しかし、放置や誤った対処をすると以下のようなリスクがあります。
慢性腰痛に移行する
ぎっくり腰を繰り返すうちに、痛みが慢性化するケースがあります。
筋肉や靭帯のダメージが蓄積し、常に腰に重だるさや違和感を感じる状態になることもあります。
再発を繰り返す
ぎっくり腰は「クセになる」と表現されることがあります。
根本原因である姿勢の歪みや筋力不足を改善しなければ、同じような状況で何度でも再発します。
椎間板ヘルニアなどの疾患に進行する可能性
ぎっくり腰の症状の中には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、より深刻な腰の病気が隠れていることもあります。
「ただのぎっくり腰だろう」と自己判断して放置すると、症状が悪化してしまうケースもあるのです。
ぎっくり腰の治療方法・セルフケアの方法は?
ぎっくり腰は正しい対処をすれば、回復を早め、再発を防ぐことが可能です。
ここでは当院での施術方法と、ご自宅でできるセルフケアについて紹介します。
当院での治療方法
〇炎症を抑える処置
急性期は炎症が強く、動くだけで激しい痛みが出ます。
この時期は無理にマッサージせず、冷却やテーピングで炎症を抑え、負担を減らします。
〇骨格や姿勢の調整
痛みが落ち着いた段階で、骨盤や背骨の歪みを整えていきます。
体のバランスを改善することで、再発しにくい腰を作ります。
〇筋肉の緊張を和らげる施術
腰だけでなく、お尻や太もも、背中などの筋肉の硬さを取り除くことで、腰の負担を減らしていきます。
〇運動療法・ストレッチ指導
日常生活で実践できる簡単なストレッチや体幹トレーニングをお伝えし、腰を守る力を養います。
自宅でできるセルフケア
-
急性期(発症直後1〜2日)
→ 痛む部分を冷やし、無理に動かない。安静にしつつ楽な姿勢を探しましょう。 -
亜急性期(発症から3日以降)
→ 痛みが落ち着いてきたら温めて血流を促進。軽いストレッチで筋肉をほぐしていきます。 -
予防期(回復後)
→ 体幹トレーニングや正しい姿勢の維持を心がけましょう。再発予防に大切です。
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